地域おこし協力隊を知っていますか？？田舎暮らしへの第一歩

ずっと都会暮らしをしてきたけれど、老後は地方の田舎で暮らしたいという方。
いやいやできれば若いうちから地方で生活したいという方。
地方での田舎暮らしに興味はあってもいざ、都会から移住するとなると、
移住してからどのようにやっていけばいいのか不安があったり、いきなりの完全移住には抵抗があったりしますよね。
そんな人たちにぜひ知って欲しいのが「地域おこし協力隊」です。
いったい「地域おこし協力隊」とは何なのでしょうか。

地域おこし協力隊の目的

現在都会に住んでいるが地方への移住に興味がある人。そんな人を受け入れたい地方の自治体。
両者の意見は噛み合っているのに、そこからがスムーズにいかない、一歩踏み出せない。
そこで両者の橋渡しをするのが地域おこし協力隊です。

地方への移住したいと考えている人たちに「地域おこし協力隊」となってもらい、
1～3年間地方自治体からの委嘱を受け、地域で生活し、地域創生活動を行うのです。
ようは地方移住のおためし体験をしながら地域の活性化のお手伝いをするのです。
さらに移住後の生活の樹立の手助けともなるわけです。

地方自治体が募集を行い、地域おこしや地域の暮らし等に興味のある都市部の住民を受け入れて地域おこし協力隊員として委嘱します。 隊員には地域ブランド化や地場産品の開発・販売・プロモーション、都市住民の移住・交流の支援、農林水産業への従事、住民生活の維持の為の支援などの「地域協力活動」に従事してもらい、併せてその定住・定着を図ります。
このような活動を通じて、地域力の維持・強化を図っていくことを目的としています。

地方での暮らしに興味がある方とそんな方々を受け入れたい！

地域おこし協力隊の具体的な活動内容例

○地域情報の調査・発信

自然や文化など地方ならではの魅力を収集し外部に発信していくお仕事です。
自分自身が地方の特徴を学びつつそれを外部に発信するという地方のアピール活動ですね。

○移住コンシェルジュ

ここに住みたい！と思ってもらえるよう環境を整え、実際に移住のお手伝いをするコーディネーターのお仕事です。
ここでのお仕事の経験は自分にも役立つはずです。

○農家民泊推進

キャンプやアウトドア体験、民泊など「観光」・「レジャー」を開発します。
都会から来たからこそできる発想で新たな価値観を生み出すお仕事です。

○地域活性化

祭りや行事のお手伝いをし、地域を活性化するお仕事です。
働くと同時にその土地の文化を直接継承できるのが魅力です。
もちろん活動内容は各自治体により異なりますが、このようなお仕事もあるということです。

「地域おこし協力隊」は国に認められた制度である

地域おこし協力隊は2009年に総務省によって制度化されています。
ですので安心して参加することができますし、
報償費等として年間200万円～250万円、活動費として年間150万円～200万円の支援を国から受けることができます。
さらに地方自治体に支援してもらって隊員最終年次か任期後1年の間に起業すると最高100万円の援助が国から得られます。

もし興味がある方は是非一度「地域おこし協力隊」をチェックしてみてはどうでしょうか。