バルサのスゴさをプチ語り～エンリケとイニエスタ率いる最強軍団の魅力～

2015年クラブワールドカップもついに終わってしまいましたが、
やはりバルセロナの圧勝でしたね。
バルサにはメッシ・スアレス・ネイマールというスーパースターがいる！！
でもそれだけじゃありません。
スーパースター達を影で支える選手がいる、バルサには哲学がある。
だからバルサは強くてあんなにも魅力的なサッカーができるのです。
まだまだバルセロナのことをよく知らないという人たちのために、バルサの魅力を少しばかり説明していきます。

バルサのサッカー哲学と現バルサの監督

バルセロナのサッカーは一言でいうとパスサッカーである。究極のパスサッカーなのである。
華麗なパス回しで相手を翻弄し、例え自軍の最終ラインであっても落ち着いたパス回しを展開するのである。
そのためバルセロナの選手はディフェンダーの選手であっても足元の技術が非常に高い。
往々にして一般のディフェンダーというのは、体を張った対人プレイを得意としていて、
前線の選手に比べ足元の技術は低いものなのだが、
バルサの選手はディフェンスの選手も非常に高い技術を持っているのです。
とにかくボールを止める・蹴るという基本的な技術がめちゃくちゃ高い。
「ポゼッションすることが最大の防御である」という哲学の元、ポゼッションゲームで試合を支配する、
ボールを走らせ、相手を走らせるのがバルサのサッカーなのです。
この元々のバルサのポゼッション哲学に、現監督であるエンリケ監督の哲学が融合したのが、
今の最強バルサです。
エンリケ監督は華麗なパス回しをするバルサのサッカーに、カウンターなどの縦に速い攻撃をするサッカーを
融合させました。その結果、就任１年目で３冠という偉業を成し遂げたのです。

メッシ・スアレス・ネイマールが凄いのは言わずもがな

メッシ・スアレス・ネイマールの3トップが凄いのは言わずもがなで、誰でもわかります。
しかし、この３人の派手さに隠れてしまっているだけで他の選手も非常に上手く、チームに多大なる貢献をしている選手が
たくさんいるのでその一部を紹介します。

バルサの頭脳と心臓を一手に担うイニエスタ

イニエスタにはメッシ達のような派手さはありませんが、実はバルサで１番重要な選手であることは、間違いありません。
エンリケ監督は「イニエスタはもはやバルサだけの宝ではない。世界遺産である。」と言っています。
イニエスタのドリブルはメッシやネイマールのドリブルのようなスピードはありませんが、
どれだけ相手に囲まれてもスルスルっとかわしていきます。
自分で縦に突破することもできるし、キープしてためをつくり仲間の上がりを待つこともできます。
さらにパスセンスが半端ないので、相手からすれば距離をつめればかわされるし、距離をあければ決定的なパスを出されるし
といった感じで止める術がないのです。

イニエスタのひとつ後ろに構えるブスケツ

バルサのボランチに君臨するブスケツは、相手の攻撃を完膚無きまでにシャットアウトします。
体を張ったファインティングスピリッツがあり、さらには攻撃参加もできるという万能選手なのです。
クラブワールドカップでは、解説に来ていた中村憲剛選手が絶賛していました。

GKのブラボ

強いチームには良いゴールキーパーがいるとよく言いますが、バルサのゴールキーパーブラボもよいキーパーです。
チームの強さ故に攻め込まれることは少ないですが、ここぞといったピンチにはビッグセーブを見せてくれます。
また、ディフェンスラインでのパス回しに参加することで数的有利な状況を作り出しているのです。

まだまだ語り足りないのですが、今回はこの辺でやめておこうと思います。
バルサに興味を持った方はぜひ試合を見てみてくだい。
百聞は一見に如かずです。