クラブワールドカップで広島と対戦するオークランドシティを徹底分析

いよいよ明日12月10日、クラブワールドカップが日本で開催されます。
開催国である日本からはJリーグ覇者のサンフレッチェ広島が参戦します。
ヨーロッパ王者であるバルセロナが来日するというだけでもサッカーファンとしては
心躍りますが、開催国チームとして参加する広島にもぜひ頑張ってもらいたいですね。
広島の初戦の対戦相手はオークランドシティFCです。
ではオークランドシティとはいったいどんなチームなのでしょうか？？

オークランドシティFCの歴史と特徴

オークランドシティFCはオセニア大陸王者として参加するクラブワールドカップ常連チームです。
クラブワールドカップ常連チームと聞くとすごい強豪チームのような印象を受けますが、
実はクラブとしての歴史は浅く、クラブワールドカップでは思うように成績を残せておらず、
いろいろと特徴のあるチームなのです。

オークランドシティはニュージーランドのチームなのですが、
そもそもニュージーランドフットボールチャンピオンズシップが発足したのが2004年とつい10年ほど前の出来事なのです。
オークランドシティもこの2004年にリーグ発足と同時に設立されたチームであり、
そのためクラブの歴史自体も10年ちょっとしかないという、欧州などのクラブに比べるとまだまだ出来て日の浅いチームなのです。
さらに選手の半数近くが別の仕事をしながらサッカーをしているといういわばセミプロチームなのです。
それゆえにクラブワールドカップではなかなか結果を残せてこなかったのですが、
油断は禁物です。
去年のクラブワールドカップではクラブ初の3位という成績を残し、「マラケシュの奇跡」と讃えられました。
今年も去年のメンバーの大半が健在しているため広島にとって初戦から厳しい戦いになることが予想されます。

オークランドシティに在籍する日本人選手

オークランドシティには岩田拓也という日本人選手も在籍しています。
岩田選手はかつて岐阜FCでのプレー経験もある選手でオーストラリアなど様々な国を渡り歩いてきた苦労人選手です。
2012年にオークランドシティに加入した岩田選手はその後チームの中心選手の一人となり、
3位という快挙を成し遂げた去年のクラブワールドカップにも全試合出場しています。
この岩田選手も日本人として注目になりそうですね。