JリーグCS広島vsG大阪　優勝したのはどっち？？

Jリーグ明治安田生命2015チャンピオンシップ決勝第二戦が本日（5日）行われました。
第一戦をロスタイムの劇的逆転で勝利した広島と前戦ホームゲームで敗れてしまったG大阪が広島のホームで激突

では、試合結果と詳しい試合内容です。

第一戦を終えての広島とG大阪それぞれの優勝条件

2日にG大阪のホームで行われた第一戦は、広島がロスタイムに2点を決めるという
大逆転劇で2-3で広島が勝利しました。

その結果、広島はホームで行われる第二戦に引き分け、もしくは勝利した場合は文句なしの優勝、
もし負けてしまった場合でも1点差以内で尚且つアウェーゴール数で上回った場合は優勝になります。
対するG大阪の優勝条件は、ただ単に勝利するだけではなく2点差以上で勝利するか、
3点以上決めた状態で1点差勝利です。
前戦ホームで敗れてしまったG大阪は最低でも2得点が必要で、
尚且つ今回はアウェー戦という不利な状況に追い込まれています。

第二戦の試合内容と結果

試合は、前半立ち上がりからG大阪が攻め込む展開でスタートしました。
遠藤、今野の元日本代表コンビを中心に縦パスを繰り出します。
瞬足SBの日本代表藤春は自慢のスピード活かし、裏に抜け出したところへ今野からスルーパスが出るシーンもありました。
攻め込まれる広島も自慢の堅守でG大阪の攻撃をしのぎ、決定機を作らせないでいました。
しかし、前半27分にスコアが動きます。
G大阪はサイド攻撃からコーナーキックを得ます。キッカーの遠藤が上げたボールを
中央で待っていた今野が蹴り込み先制点をゲットしました。
今野のシュートは相手の足に当たって軌道がずれてゴールしましたが、今野の得点となりました。
失点後は広島も攻める時間帯が少しずつ出てきましたが、うまく佐藤寿人を使うことができず、
G大阪の1点リードで前半を折り返します。

このままでも優勝が決まる広島でしたが、後半12分に佐藤に替えて浅野を投入し勝負に出ます。
また、ミキッチに替えて柏を投入しました。
G大阪も大森と長沢を下げて、倉田とパトリックを投入し、攻撃陣の活性化を図ります。
しかし、後半ゴールを奪ったのは広島でした。
後半31分に柏が右サイドからクロスを上げると浅野が頭で合わせて同点にします。
柏と浅野、途中交代で入ってきた両選手が見事森保監督の期待に応えました。

追い込まれたG大阪はロングボールを多用して最後まで攻め続けましたが、
広島の堅いゴールを割ることは出来ず試合はこのままスコアレスドローで終わりました。

その結果、2試合合計のスコアで上回った広島のCS優勝が決定しました。
広島は2013，2014年の優勝から2年ぶりの優勝となり、森保監督就任から4年で3回もの年間優勝を果たしています。