銃規制強化の支持に反して銃の携帯を呼びかける米国の大学学長の真理とは

アメリカバージニア州のリバティ大学のジェリー・ファルウェル学長が
拳銃を携帯するように学生に呼びかけました。

このような呼びかけを行った背景には近年アメリカで頻発する銃の乱射事件があるのですが、
銃乱射事件により銃規制強化の声が高まっている中でなぜ銃の携帯を支持するのか？？
その真相は、

そもそも米国の銃携帯に関する法律はどうなっているのか

リバティ大学の学長が銃の携帯を促したというが、
そもそも米国での銃の携帯に関する法律や規制はどのようになっているのか。
アメリカ合衆国憲法修正第２条では「権利ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、
人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」となっており、
これがアメリカにおける銃の携帯を禁止しない根拠になっています。
アメリカは州の持つ力が強力で、その州ごとの法律もありますが、銃の所持を規制する州はあっても
禁止しているという州は現在のところありません。

しかし、携帯こそ禁止されてはいませんが、アメリカではすべての拳銃が登録されているため
誰がどの拳銃を持っているかわかるようになっています。
もちろんこの制度が完璧ではないことが事件が頻発する要因のひとつとなっている
というのはあるかもしれませんが、ただ野放しにしているという訳ではありません。

銃携帯を支持する理由

ジェリー・ファルウェル学長は、大学の集会で学生に対し銃の携帯を呼びかけました。
これは12月2日にカリフォルニア州で起きた男女２人による銃乱射事件で多数の一般人が亡くなったことに対して行った呼びかけで、
もしあの時事件現場にいた人たちが銃を所持していたならば結果は違っていたと公演しました。
ジェリー・ファルウェル学長は、現在アメリカ国内で銃規制強化の声が
高まっていることに対しても反対すること明言しました。

それにしても、銃の規制を強化するのではなく、みんなが銃を持って自分の身は自分で守ろうというのは
なんだか大胆な意見ですね。
銃をもつ人が増えればそれだけ危険も増すのではないかとも思いますが。。。