「火垂るの墓」の作者の野坂昭如とはどういった人物だったのか？？

先日９日、「火垂るの墓」の作者である野坂昭如さんが闘病の末お亡くなりになりました。
「火垂るの墓」はとても有名な作品で近年児童へ悪影響があるのではないかと取り上げられたりもしました。
「火垂るの墓」自体は年代問わず日本中の人が知っていると思います。
しかし、若い世代の人たちはその作者が誰であるのか知らないのではないでしょうか？？
「火垂るの墓」の作者である野坂昭如さんの人生や作品を振り返ってみましょう。

野坂昭如の多才さと波乱万丈な人生

野坂昭如は「火垂るの墓」で直木賞を受賞した作家でありますが、
実は作家活動以外にも落語家・歌手・タレント、
さらには漫才でコンビを組んだり政治活動など様々な活動を行ってきました。
政治活動では政治に関する作家活動だけでなく、実際に参議院に当選したという経歴があります。
歌手・タレントとしても活動していたため顔が広く、メディアへの露出具合も少なくありませんでした。
このように実に多才な野坂昭如さんですが、幼い頃からも、芸能界入りしてからも波乱万丈な人生を送っており、
少年時代に少年院に入った過去がありますが、そのような過去に反して
早稲田大学に進学し、その才能を開花させていきました。
大のお酒好きで知られ酒癖が悪いというのも有名でした。
番組中にダウンタウンの浜田やとんねるずの石橋に激怒し殴りかかったこともあり、
その波乱万丈な人生は話題にこと足ることはありませんでした。

野坂昭如の主な作品

波乱万丈な人生を歩んできた野坂昭如ですが、作家として、歌手として、タレントして、
たくさんの作品を創り・出演してきました。
主な著書

エロ事師たち
アメリカひじき・火垂るの墓
マリリンモンローノーリターン
戯作 四畳半色の濡衣
など

音楽

ポー・ボーイ
黒の舟唄
おりん巡礼歌
など

映画

花は花よめ
バージンブルース
日本の仁義
など